CKA・CKAD受験記(PSI Secure Browser版)[2023/01]

こんにちは。

CKAとCKADに合格したので、勉強方法や受験時の感想などを書きます。

 

 

バックグラウンド

エンジニアとして4年ほど仕事をしています。kubernetesは今回の受験をきっかけに初めて触りました。

最近業務でAWS CDKを利用することとサーバーの構築を行う機会があったのですが、個人的にはこれらの経験がkubernetesの概念理解に役立ったと感じています。

 

タイムライン

2022/12/01  勉強開始

2022/12/27  CKA受験(score: 86)

2023/01/19  CKAD受験(score: 81)

 

CKAとCKADの試験範囲は被っている部分が多いため、記憶が新しいうちに受けてよかったなと思います。どちらか受験するなら、せっかくですのでもう一方も受けちゃいましょう。

 

教材

どの受験期を読んでもたいてい書いてありますが、私もUdemyのコースを利用しました。ビデオをざっと1周視聴し演習を繰り返しましたが、基本的にはこれで十分だと思います。

この手の実技タイプの試験は演習回数がものを言うと思っています。試験問題の要件を満たすリソースを素早く作成できるように繰り返し練習しましょう。

 

また、試験のバウチャーを購入すると、killer.shという模擬試験を受験できます。本番環境のUIを限りなく再現しているので、問題を解く時間がなくても操作感だけは確認しておいたほうがいいです。

 

試験

予約した試験時間の30分前になると、PSI Secure Browserをダウンロードして身分証明や受験環境の確認を始めることができるようになります。私は身分証明として運転免許証を使用しました。

身分証明の確認が終わると、続いて受験環境の確認が行われます。四方の壁、天井、床、机の上と下を順番に見せます。飲み物を用意しているかの確認と、手首と耳周りに何も付けていないかを確認して試験前の確認は終了です。

スムーズに行けば、30分かからず終わると思います。

 

試験自体は非常にシンプルな問題が多かった印象で、上記の通りUdemyの問題がスラスラ解けるなら何も問題ないと思います。

 

PSI Secure Browserについて

今回、CKAとCKAD共にこのPSI Secure Browserにかなり苦しめられました。この話を書きたいがために、この記事を作成しているといっても過言ではありません。

 

どちらの試験でも受験環境の確認途中でカメラの映像がフリーズする現象が頻発しました。その度にPSI Secure Browserの起動からやり直す必要があり、試験開始までかなりの時間を要しました。

また、監督官の身分証明の確認にかかる時間もまちまちで、酷いときは30分以上待っても何の応答もないときもあり、結局、両試験とも受験予定時刻より2~3時間遅れることとなりました。

フリーズに関しては、PSIのサポートにパソコンの設定を確認してもらったりもしましたが、その後もフリーズは発生し結局解決しませんでした。原因はよくわからず、環境確認中に運よくフリーズしなかったので受験できたと言うのが正直なところです。

 

たとえこれだけ遅れたとしても、試験時間(2時間)は変わらないのでそこは安心してほしいのですが、私はレンタルスペースで受験したため、退出時刻の関係でどちらの試験も1時間程度しか取り組めませんでした。

部屋を借りて受験する方はこの点に十分気をつけていただき、退出時刻には大幅に余裕を持たせたほうが良いです

 

逆に試験が始まってしまえば非常にスムーズで、巷でよく聞く、リモートデスクトップが重い(コマンドのレスポンスが遅い、ブラウザでkubernetesのdocsを開くのに時間がかかる等)みたいなことは全くありませんでした。

 

まとめ

上記の通り受験前に酷い目に遭いましたが、無事CKA・CKADどちらも合格することができました。繰り返しになりますが、試験は非常にシンプルですので、不測の事態でも落ち着いて一問ずつ冷静に解いていきましょう。頑張って下さい。